ネズミ駆除の体験〜スーパーラットとの戦い〜

スーパーラット
ネズミといえば、今やゴキブリと並んで害虫の中では定番的な存在です。そんなネズミをいかに家の中から追い出すかということは、快適な生活をする上においてはとても重要なことです。ここでは、そんなネズミの特徴や駆除方法について詳しくご紹介いたします。

ネズミの特徴と駆除の難しさ

ネズミの特徴や習性

ネズミは夜行性なので、深夜に屋根裏などをゴトゴトと走り回ります。また、食べ物をテーブルの上などに置いたまま寝てしまうと夜中に食べ散らかします。ただし食べる量自体は、体重の3分の1程度なのでそう多くはありません。
従って、見た目はネズミにかじられたといった印象を受けます。その代り、エネルギーの消費量は激しいので数日間食べ物を食べないでいると餓死してしまうといいます。おまけに前歯が1日に0.5ミリも伸びるので、絶えず柱や何かをかじっていないと前歯が邪魔をして食べ物が食べられなくなってしまうともいいます。

駆除の難しさ

ネズミの駆除方法ついては、毒エサを食べさせて巣にいる仲間やお腹の子供まで殺してしまうという方法や粘着シートで捕獲する方法などがあります。ただし、例え家の中のネズミを駆除できたとしても、ちょっとした小さな穴さえあればすぐに外から侵入してしまいます。
そのためネズミを徹底的に駆除したいのであれば、やはり侵入口を完全に塞いでしまう方法しかありません。またネズミの駆除方法には、日本史で学ぶ高床式倉庫のネズミ返しからも随分と歴史が古いことが分かります。そうしたネズミと人との知恵比べを見ても、駆除することの難しさや生命力の強さを物語っているといえるでしょうね。

ワナで捕獲、消毒、防鼠というステップ

ワナで捕獲するだけではダメ

お店に行くと、様々なネズミの駆除用品が販売されています。ただし素人の場合、ネズミが駆除できればそれで終わりです。ところが、ネズミが毒エサを食べてどこかで死んでいるかもしれませんし、ネズミに寄生していたダニが人に寄生してしまうかもしれません。プロは、駆除した後のそうしたことも考えます。

そのため、死んだネズミを取り除いたりダニ用の殺虫剤で家の中を消毒する必要があります。またネズミは、様々な病原菌の運び屋です。従ってネズミが徘徊したようなキッチンなどは、食中毒を引き起こすサルモネラ菌の消毒も必要です。

ネズミ駆除の最後のステップ

ネズミ駆除の最後のステップとしては、ネズミが再び外から侵入してこないようにする必要があります。例えば、エアコンの配管や水道管と壁との隙間、あるいは換気扇の隙間、さらには戸袋の隙間などわずかな穴や隙間があればすぐに侵入されてしまいます。
そうしたことからもネズミを駆除した後は消毒をした後は、様々なネズミの侵入口を塞いでしまう必要があります。また、食べ物を床にこぼしたり生ごみを放置したりしないようにしながら、ネズミが住みにくい家にすることも大切です。

スーパーラットとその対策

スーパーラットとは

スーパーラットとは、毒への耐性を持ったクマネズミが進化したタイプをいいます。通常ネズミには、クマネズミ以外にもハツカネズミやドブネズミなどがいます。その中でもクマネズミは、運動能力が高いのでどこからでも侵入してくるし、おまけに用心深いので毒やワナも避けてしまうといいます。
ただでさえ駆除しにくいそんなクマネズミが、スーパーラットに進化していった背景には、毒に強い体質のクマネズミ同士が繁殖していったことや遺伝などが原因であるといいます。確かに生命力の強いスーパーラット同士が、さらに繁殖を繰り返すと耐性の強いスーパーラットに進化していくという所以は容易に想像がつきます。

スーパーラット対策

スーパーラットには、従来からの毒エサタイプの駆除剤では効果がありません。そこで近年、プロの駆除業者を中心に使われるようになったのが、リン化亜鉛と呼ばれる劇薬にも指定されている薬剤です。この薬剤が含まれている駆除剤は、ネズミの胃液や酸と反応すると毒ガスに変化するという性質があるので、スーパーラットにも大変効果があるといわれています。
しかも、アマゾンなどの通販でもこうしたリン化亜鉛入りの「スーパーラットバスター」といった駆除剤が販売されています。ただし、何分にも劇薬に指定されているような薬剤なので、小さな子供さんやペットがいるお家では十分に注意して使用する必要があります。

まとめ

通常のクマネズミでさえも手ごわいのに、スーパーラットなる強敵が現れたとなると大変な事態といえるでしょうね。まるで、怪獣漫画を実際に再現したような話です。今回ご紹介したような内容を参考にしながら、ネズミとの知恵比べにぜひとも勝利して下さいね。
ネズミのような小動物・外来種のリスについても被害がでています。詳しくはこちらへ→タイワンリスの対策を考える