害獣駆除の仕事について考える

仕事について考える
年々害獣による被害が拡大する中で、成果がイマイチというのも事実です。それには、鳥獣保護法や狩猟免許の取得など厄介な問題が絡んでくるからです。おまけに害獣というのは、ゴキブリやネズミを駆除するのとは規模が全然違います。例えば、自宅にイタチが住み着いたとしても素人では中々駆除するのは困難です。ここでは、そんな害獣駆除にまつわる仕事の内容や意義など害獣駆除全般について詳しくご紹介いたします。

害獣駆除の現場作業員のやりがいや得るもの

サービス業ならではのやりがい

害獣駆除というのは、お客さんが困っている害獣を駆除するという所謂サービス業の一種になります。そのため、害獣の駆除に頭を抱えているお客さんにも大変喜ばれる仕事といえます。こうしたサービス業というのは、お客さんが喜ぶ姿を見ているとついつい自分もうれしくなってしまいます。
また、お客さんに喜んでいただけるとどんなに辛い仕事や汚い仕事であっても、もっと頑張るぞ!といったように仕事に対する意欲も湧いてきます。やはり、害獣駆除という特殊な仕事ならではのやりがいといえるのかもしれませんね。

特殊な技術を提供する喜び

害獣駆除というのは、商品を販売するようなサービス業とは若干違います。ただし、素人にはマネのできない特殊な業務に携わることを通して得られる喜びというものもあります。
またそうしたことは、お客さんから依頼がかかって訪問した際に待ちわびているお客さんの様子を通して実感することができます。とりわけ、イタチやアライグマなどの害獣が家の中に住み着いてしまうと大変です。粘着シートをスーパーで買ってきて、ネズミを捕獲するのとはワケが違います。

害獣駆除の仕事で辛かったこと

3Kが付きまとう仕事

害獣駆除というのは、イタチやアライグマなど凶暴な生き物を捕獲しないといけません。そうなると、いつ自分がそれらの害獣に襲われるかもしれません。そういう危険な仕事です。また、家の床下や天井裏を調べ回る必要もあります。そんなことを1日中しないといけないというのは、実にきつい仕事でもあります。
やはり夏は冷房、冬は暖房の効いたクリーンなオフィスでの仕事とは縁もゆかりもない仕事です。さらに害獣を捕獲し終えた後は、害獣のフンをキレイに除去しながら消毒をする必要もあります。実に汚い仕事でもあります。
害獣駆除というのは、そんな3Kそのものといった仕事です。

モロ3Kの仕事の割には報酬が少ない

害獣駆除という仕事は、キツイ・汚い・危険というモロ3Kそのものといった仕事です。朝から夕方までホコリまみれ、汗まみれになって働かないといけません。また、それなりの実績も上げないといけません。例えば、イタチの駆除に伺ったお家で、イタチをキチンと捕獲しないと意味がありません。
お客さんからも出張費などのお金だけとって捕獲できないとなると、次回からは仕事の依頼があるハズもありません。おまけに、そうした様々な苦労に見合った報酬があるのかといえば、普通のサラリーマンと変わらない給料です。苦労の多い仕事だから、1年働いたらベンツがキャッシュで買えるというような仕事でもありません。

害獣被害を減らすために私たちにできること

害獣が嫌がる環境にする

害獣が人の集落に集まってくるのは、いつでもたらふく餌が食べられるからです。あるいは自分の身を天敵から守ることができるからです。さらには、納屋や家の天井裏・床下に入り込めば、寒さや暑さ対策も容易にできます。
そうした害獣が人の集落や住居に集まってくる目的や理由というものを考えると、自ずと対策案が浮かんでくるものです。やはり人間が害獣に対抗できるのは、考える能力が害獣より長けているという点です。どんなにイタチやイノシシが賢いとはいっても、所詮本能で生きているだけです。ロケットを開発して月に行くことはできません。

害獣の被害勢力に対抗する駆除勢力の拡大

イノシシやシカ・サルなどの害獣による被害が年々拡大しています。例えば、半年かけて毎日耕してきた農作物が、わずか一夜にして害獣に食い荒らされた際には経済的な打撃はもちろんですが、精神的な打撃も相当です。
さらに林業に至っては、40年50年かけて育ててきたスギやヒノキの樹皮を剥がされた際には目も当てられません。そんな目にあった方々は、仕事をもう止めよう!となってしまいます。そういう意味では、自治体を挙げて害獣勢力に対抗できる駆除勢力の拡大を図る必要があります。ちなみに、害獣一匹当たりの報奨金を吊り上げるという方針もその一つです。

まとめ

害獣駆除の仕事の内容や意義などについてご紹介しました。自宅に害獣が住み着いたという場合には、ぜひとも参考になさってみて下さい。

害獣駆除作業に必要な資格・狩猟免許についてはこちら→狩猟免許取得の記録