アライグマ駆除の体験〜見た目に似合わぬ凶暴さ〜

実は凶暴なアライグマ
農家では、イタチやタヌキだけでなくアライグマによる被害も多発しています。このアライグマは、一見タヌキと見間違えるほどよく似ているのですが、見た目が可愛いからといって近寄ろうとすると威嚇をして襲ってくることすらあります。ここでは、そんなアライグマの特徴や被害対策などについて詳しくご紹介いたします。

アライグマの特徴

特定外来生物に指定されている

アライグマは、元々北米大陸に生息する特定外来生物でしたが、ペットとして日本に輸入されて飼い主が捨てたことが原因で、野生化したアライグマが日本でも繁殖するようになったといわれています。おまけにアライグマには、天敵がいないことから今では日本全国に生息分布を広げています。
一見、タヌキやアナグマにも似ているので見分けが付きにくいのですが、足跡はまるで子供の手のような形をしていて5本の指もあります。この子供の手にも似た足跡を見れば、タヌキやアナグマとは全く違うのですぐに見分けることができます。また見た目はとても可愛いので、近づこうとすると噛まれたりするので危険です。

アライグマの被害

農家では、アライグマに農作物を食い荒らされる被害が相次いでいます。とくにスイカやトウモロコシの被害が多く、スイカには丸い穴を上手に開けて中身だけキレイに食べてしまいます。また、トウモロコシも外側の皮の部分を上手に向いて、中身をキレイに食べてしまいます。
さらには、一般住宅や神社などの天井裏に住み着いて、野菜だけでなくカエルや野鳥の卵や雛も捕食します。そしてアライグマは、決まった場所にしかフンをしないタメ糞と呼ばれる習性があります。そのため、フンの悪臭が強い場所があれば、アライグマの可能性が高いといえます。

攻撃のほか、病原菌やウイルスにも注意

タヌキと対照的なアライグマの凶暴性

タヌキとアライグマは、見た目が非常に似ています。ところが性格は全く正反対です。例えばタヌキには、タヌキ寝入りという言葉がありますが、要するにウソ寝をするくらいに臆病な性格なのです。一方、アライグマといえばとても凶暴で気性が荒いので、そんな性格の故に飼い主に捨てられたのではないかということも容易に推測できます。
ちなみにペットとして飼われている犬と同等の大きさのアライグマとでは、到底犬のほうが歯が立たないに違いありません。それくらいに野生のアライグマというのは牙や爪が鋭いので、人や動物を襲う際には噛みついたり引っかいたりする恐れがあります。

アライグマの病原菌やウイルスについて

アライグマに襲われて噛まれた場合には、狂犬病ウイルスに感染する恐れがあるといわれています。この狂犬病というと、犬から感染すると思っている方がほとんどだと思うのですが、アメリカではアライグマに噛まれて狂犬病ウイルスに感染したという事例が多くあります。
またアライグマの腸には、アライグマ回虫という寄生虫が生息しています。そのためアライグマのフンが何等かの経路で人の体内に入ってしまうと、神経障害を起こしてそれが脳にまで達すると死亡するとまでいわれています。そのため、野生のアライグマを見つけた場合にはなるべく近寄らないようにするのが賢明です。

捕獲して侵入対策もしっかりと

アライグマの捕獲方法

農作物をアライグマに食い荒らされるという被害が多いことから、農家ではアライグマを捕獲するための箱ワナがよく用いられています。幸いなことにアライグマは、食べ物には目がないので箱ワナにかかる確率も高いといいます。
ただし、見た目の可愛らしさとは裏腹に気性が荒く鋭い爪や牙を持っているので、中途半端な箱ワナだと大暴れをしながら箱ワナを壊して逃亡してしまうケースもよくあります。そうしたことから、自分で箱ワナを作るよりも丈夫なアライグマ専用の箱ワナをネット通販で取り寄せるほうがよろしいかと思います。

アライグマの侵入対策

ネット通販では、アライグマが畑に侵入しないような対策グッズもいろいろと販売されています。例えば、体に突き刺さるような鋭い有刺鉄線を張り巡らした柵や電気柵・さらには青色に光るストロボなどが、今のところアライグマには大変効果があるといわれています。とくに青いストロボというのは、夜行性動物は苦手だといいます。
また農家などでは、納屋や神社の天井裏を住処としているアライグマもいます。そのため、アライグマに侵入されないように、例え小さな穴でも塞いでおく必要があります。また、生ごみなどは外に放置せずにその都度、蓋付きのゴミ箱にしまっておくことも大切です。

まとめ

もしアライグマによる被害の恐れがある場合には、今回ご紹介したような内容を参考にしながら予防や対策をしてみてはいかがでしょうか。
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